政府公式データで見るシンガポール永住権 (PR) 学生枠の承認率
- Visa Navi Singapore

- 3 日前
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2026年1月掲載
PR申請に関する“正確な数字”は公開されることが少なく、多くの方が「実際どれくらい承認されるの?」「PRの承認率ってどのくらいなの?」と感じているのではないでしょうか。
今回は、2018年2月6日のシンガポール国会で公表された、数少ないPR申請者と承認者数のデータをもとに、学生枠のPR承認実態とその後の定着状況を整理しました。

学生枠のPR承認率は「約82%」という非常に高い水準
学生枠でのPR申請は、2008〜2017年の10年間で
PR申請者数:7,251人
PR承認者数:5,932人 ➡ 承認率 約82%
これは、一般にイメージされる「シンガポールPR取得は非常に厳しい」という印象とは対照的な、かなり高い数字です。
PR承認者のその後 - 18%が市民権取得、PR放棄はわずか1%
承認された 5,932人のうち、2017年末の時点で
1,072人(約18%)が市民権を取得
85人(約1%)がPR放棄
PRになってから最大で10年経過している人と最小で1年経過していない人が混在するデータではありますが、
約5人に1人は国籍を取得し、完全にシンガポールへ定着
そのままPRを保持している人は約80%
離脱は1%と極めて小さい
ということになり、教育 → 就労 → 定住 というシンガポールの移民戦略が、学生層ではかなり成功していると考えられます。
ただし、学生枠でのPR取得は“主流ルート”ではない
同期間の全PR承認者数は38万人弱。そのうち学生枠での承認者数は約1.6%程度に過ぎません。
つまり、
学生枠でPRを得る人は、人数としては少ないが承認率はかなり高い
シンガポールにとっては、定着度が高い質の高い移民補完ルート

お子さんがいるPR申請予定者が考えるべきこと
家族でPRを目指すなら「子どもの学生枠」も有力候補
学生PRは
承認率が高い
高い承認率と定着率から、政府が戦略的に受け入れている層の可能性あり
まずはお子さんだけ先にPRを取得し、家族にシンガポール永住者を確保してから両親が申請するなど、家族のPR戦略の一つとして検討する価値が十分にあると言えます。
「早めの計画」が重要
学生枠でのPR申請は承認率は高いものの、申請資格を得るハードルが高いため、年単位での準備が必要になります。下記の点を踏まえ、早めに方針を定めることが大切です。
学生枠の申請資格を得るために必要となる試験 (PSLE, GCE 'N'/ 'O'/ 'A' levelsまたはIP)に合格
親のPR申請も踏まえた家族全体の将来設計
ICA公式サイト PR申請資格(参照:Eligibility) https://www.ica.gov.sg/reside/PR
まとめ
学生PR申請の承認率は約82%と非常に高い
約18%が市民権取得へ進み、PR放棄率は1%程度
8割以上がPRとして残留 → 定着度は高い
全体のPR承認者の中では約1.6%と少数派だが、戦略的に価値あるルート
今回ご紹介した数字は、普段なかなか目にすることのないシンガポール政府の公式データに基づく、現実的なPR申請の姿を示しています。2018年時点と少し古いデータですが、それ以降、学生枠の申請者数や承認者数のデータは公表されていないため、貴重なデータになります。
PR取得は「難しい」というイメージだけで判断してしまいがちですが、学生枠を含めて、制度を理解しながら視野を広げていくことで、状況に応じて活用できる申請ルートも存在するという点を知っておくことが重要だと感じられます。
これからPR申請を検討される方にとって、
いつ申請するべきなのか
家族としてどのような選択肢があるのか
お子さまの学生枠でのPR申請をどう捉えるべきか
今回の数字が、こうした判断をする際の一つの参考材料としてご参考になれば幸いです。
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