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2025年12月1日改正:シンガポールPRの“Re-Entry Permit (REP/再入国許可)”制度変更で押さえるべき3つのポイント

  • 執筆者の写真: Visa Navi Singapore
    Visa Navi Singapore
  • 2025年12月8日
  • 読了時間: 3分

2025年12月掲載



2025年12月1日にImmigration & Checkpoints Authority(ICA)/ Ministry of Home Affairs(MHA)による、PR(Permanent Resident/永住者)の「Re-Entry Permit(REP/再入国許可)」制度の改正が正式に施行されました。

これまでのルールと何が違うのか、なぜこのような改正が行われたのか、またこれからPRを取得する予定の人が知っておきたい注意ポイントについて解説します。


1. 新制度の概要 — 何が変わったのか


  • 2025年11月30日までは、PR保有者が海外にいる間にREPの有効期限が切れたり、有効なREPを持たずに出国すると即時PR喪失となりました。喪失後は、一ヶ月以内であればREPの再申請が可能で、またREPが承認されればPRステータスも復活するという扱いでした。

  • 2025年12月1日以降の新制度では、REPの再申請の期間が最大180日(約6か月)に延長されました。

  • この180日間または180日の間にREP申請を行った場合は、180日の期間を過ぎても審査結果が出るまで、PRとしてのステータスは有効とみなされます。REP申請が承認されれば引き続きPR扱いとなります。

  • 申請が却下された場合、あるいは180日以内に申請をしなかった場合は、REP申請却下時または180日後にPRは自動的に喪失となり、これまでのような「あとから救済(再申請など)」の制度はなくなります。


PR再入国許可(REP)申請手続きの改訂ポイント比較表


2. なぜこの変更が行われたのか


この改正はImmigration (Amendment) Act 2023 に基づくもので、査証制度の透明性と運用の明確化を目的のひとつとしています。


これにより、例えば海外で入院していたため指定期間内にREP申請ができなかった、といったケースに対する例外措置や審査官による裁量判断など、これまで曖昧だった部分が整理され、PRステータスの管理が一層明確かつ厳格になります。


3. これからPRを取得する人が知っておくべき注意ポイント


  1. REPの有効期限を必ず把握し、切れる前に余裕を持って更新手続きを。特に繁忙期や年末年始は審査に時間がかかる可能性もあるため、対応漏れがないよう、スケジュール管理を行う必要があることを覚えておいてください。

  2. REP更新申請を行ったら、審査中の渡航は控え、承認後に渡航が望ましいです。

  3. 万が一海外滞在中にREPを失効させたとしても、そこから180日以内であれば再申請可能 。とはいえ、もし却下されたらPRは即喪失してしまいます。REP更新を見据え、シンガポールとのつながりを絶やさないよう日頃から努めることも大切です。



まとめ


2025年12月からのREP制度変更は、一見猶予期間が1か月から6か月に延びるというメリットの大きい変更に見えます。しかし一方で、猶予期間を過ぎるとPRが自動喪失し、救済措置がなくなったという厳格な側面もあります。


今回のREP制度改訂は、すでにPRを保有している方だけでなく、これからシンガポールでの永住権取得を検討している方にとっても、永住権取得後に求められる責任や管理を理解するうえで重要な変更と考えられます。


永住権に限らず、制度の変更により生活に様々な影響が及ぶことは、国民も外国人も同じ。家族のライフプラン、仕事の拠点、海外との行き来の頻度、子どもの教育、老後の生活など、シンガポールでどのような将来を描いていくのか。この機会にあらためてご自身とご家族の方向性を見つめ直し、PRの取得と維持がご自身の人生設計にどのように関わるかを考えるきっかけとしていただければと幸いです。


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